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    • 2016.12.24 Saturday
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    「イスラム芸術の幾何学」

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      ちょっと前、本屋さんに並んでて衝動買いした本。



      『イスラム芸術の幾何学』

      「イスラム芸術の幾何学」

      表紙のタイトルが玉虫色に変化する。





      薄い本だけど、1ページを読むのにやたら時間がかかったのは、

      頭の中で図形を描くのに苦労したから。



      文字を追いながら、理解して、頭の中で組み立てる作業は、

      分数や√まで出てくるとついて行けなくなった。



      もちろん、簡単に描けるパターンからどう発展させるのか

      その過程も丁寧に記載されているのだけど。







      それはさておき、



      この本が面白かったのは、幾何学模様の名前や意味。

      模様だけでなく数字にも隠れている意味があるということ。



      イスラム建築やコーランの装飾にみられる

      どこまでも繰り返しが可能な幾何学パターンやアラベスク模様。



      それは単なる装飾ではなくて無限性とか生命のサイクルとか、

      霊的なものを表現するための言葉だということ。





      たとえば、

      図形の出発点はひとつの点。

      それが唯一性を表していて、この点を中心に周りに6個の円ができると

      それはクルアーンに記された天地創造の6日間。とか。



      「ソロモンの印章」とか「慈悲深い神の呼吸」と呼ばれる

      名前からして美しいパターン。



      アラベスクの植物模様は楽園の庭を連想させ、

      生命や太陽の周期とも結びつく渦巻き。



      月の満ち欠けと関連した14回対象の図形。



      165や99も意味のある数字で

      出来上がったパターンがこの数のピースで作られていたり。

      黄金比になっていたり。



      などなど。





      同じようなパターンも並べ方や回転する角度や組み合わせ、応用の仕方で

      幾通りにもバリエーションができる。

      中には割り切れなくて目に見えないくらいの微妙な調整をして調和をとっているもの。



      さらに幾何学模様とアラベスクを組み合わせると、

      とてつもなく複雑で美しいい装飾ができあがる。



      目に見えない世界を目に見える物質でどう表わすか

      1000年以上も前から苦労を重ねて発達した視覚言語だということか。







      今まで、モスクやイスラム建築に身を置いて、漠然と感じていたものは

      これだったのかと、なんとなくだけど分かったような気がした。



      これから建物やタイルを見るのが、もっと面白くなりそう。







      「イスラムのデザインは、一種の“目に見える音楽”だ」

      とあったのも印象的だった一冊。









      masha allah


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